ラボラトリーメソッドとしての体験学習

CLECSの基盤とする学習方法=体験学習とは

CLECSは、研修運営にあたって、

ラボラトリーメソッドとしての体験学習を基盤としています。

体験学習とは、先生の言葉や既存の理論から学ぶ方法ではなく、

自分自身が「今ここ」で体験し、感じ、気づいたことを出発点として学ぶ学習方法です。

コミュニケーションやリーダーシップといったヒューマンスキルは、

個性の表れであり、唯一の正解が存在するものではありません。

そのためCLECSでは、正解を教えるのではなく、

一人ひとりが自分らしさを探究し、育てていく学びを大切にしています。


体験学習とモデル学習の違い

一般的な学習は、成功例や正解を学ぶ「モデル学習」が中心です。

モデル学習は効率的で有効な方法ですが、

正解のないヒューマンスキルの学習には限界があります。

体験学習では、

既存のモデルではなく、自分自身の体験そのものを教材とします。

頭で理解することよりも、

**体験を通して「腑に落ちる理解」**を重視する点が大きな特徴です。


体験学習の基本プロセス

体験学習は、単なる「体験」で終わるものではありません。

以下のプロセスを丁寧に繰り返します。

  1. 体験

     グループワークやエクササイズを実際に体験します。

  2. 観察

     体験中に起こった感情・感覚・思考を、評価せずに観察します。

  3. 共有・理解

     体験を分かち合い、多様な視点から現実を理解します。

  4. 仮説化と実践

     より良いあり方を考え、次の体験で試みます。

このように、

体験 → ふり返り → 理解 → 実践を循環させながら学びを深めていきます。


CLECSが大切にしている学びの姿勢

CLECSの体験学習は、

刺激や操作、強制を目的としたものではありません。

  • 操作や暴力を一切行わない

  • 安全で安心できる場を最優先する

  • 「こうあるべき」を押し付けない

  • 静かで穏やかな対話と観察を重視する

体験学習は、

人や関係性を丁寧に観察する学びであり、

結果として、落ち着き・集中力・主体性・創造性が自然に育まれていきます。


体験学習がもたらすもの

体験学習を通して、

参加者は自分自身や他者をより深く理解し、

主体的に学び、考え、行動する力を取り戻していきます。

また、集団においては、

コミュニケーションの質が高まり、

相互理解と信頼に基づいた、

生産的で創造的な組織風土が育まれていきます。

変化の激しい時代において、

自分らしさを失わず、柔軟に未来を創造していくために、

体験学習は大きな力を発揮すると、CLECSは考えています。